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腐ってもワーゲン

昨日、僕は引きこもり予備軍だったんですが、

今日はとてもすがすがしい出来事が!


見積もりが高いので故障部分を直さないで、

見積もり代だけ払って車をピックアップするという

わりかし面目な仕事を頼まれ、行ってきました。


サービスカウンターで担当さんに

ピックアップの旨を伝えて

出庫の用意を待っていたんですが、

これがなかなか時間がかかるのです。


「はーそうですか〜、電装のハーネスが断線ですか〜

ボロですいませんね〜」

などと、意味はさっぱりわからないのに

軽いおしゃべりをしながら待つのですが、

とうぜん、間がもたず...


目の前にあったニュービートルのカタログなど

手にとり、

「買い換え時なんですかねえ」

とか言って気を遣うし...


そうこうするうちに、やっと車が

工場の出口まで動いてきました。


やっと帰れるよ〜

と安心したのも束の間、

目の前でなんか知らないんですが、

洗車を始めました。


...なんで?

気の弱い自分は恐縮しきりに;

だって見積もりだけで手ぶらで帰るわけですし、

最近のクルマ業界は不況と聞きます。

なんだか申し訳ないような...


「いいっすよ〜お構いなく。ボロ車ですし(笑)」


僕がそういったら、担当さん、

ちょっとまじめな顔で

「うちでお預かりしたおくるまが出ていくときは

ピカピカになって出て行って頂かないと......。

すいませんが、もう少しお待ち頂けますか?」

と。


「ボロ車」なんて言った自分が

恥ずかしいです。彼らにとっては、

どんなボロのワーゲンでも

自分たちのワーゲンなんですね!

さりげないけど、これぞプロ意識!




ってことをボスに伝えたら、

「夏前にはベンツが来るから、

まぁ用事なしだねワーゲンは」

とのことでした。

社会はとても複雑だと思います...



(唐澤)

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